自家焙煎珈琲工房ロッシュの珈琲へのこだわり

自家焙煎珈琲工房ロッシュでは、
「芳醇で豊かな味・力強いコクの優れた香味の珈琲を味わっていただきたい」との願いを込めて 高品質の原料豆を手仕事で丹念に選し、ほうろく(焙烙)を使用した遠赤外線直火式培煎機で、焦らずじっくりと芯まで煎りあげます。

こうしてできた珈琲豆は豊かな味と香りの”珈琲の鼓動”を感じていただけます。

ブレンドへのこだわり

一種類の珈琲豆から抽出されたストレート珈琲は、まるでソリストの奏でる繊細な旋律。その珈琲豆特有の個性がはっきりと表現されます。 これに比べてブレンド珈琲は、それぞれの珈琲豆の持ち味がさまざまに融合し、馥郁とした香りが重なり合う、華やかで重厚な味わいを醸し出します。それはオーケストラの深遠なるハーモニーの心地よさが楽しめます。

珈琲豆の個性を最大限に生かした、最良の調和を目指す、ブレンド珈琲は指揮者(焙煎職人)の腕の見せ所でもあります。これこそ珈琲を楽しむ醍醐味でしょう。

豆

ロッシュの基本ブレンドは3種類。
目覚めの1杯には、浅煎りの「あっさりブレンド」
お昼の午後のひとときには、中煎りの「まったりブレンド」
今日一日の締めくくりには、深煎りの「ひきしめブレンド」
その時の気分に合わせて、お選びください。

素材へのこだわり

素材にこだわり高品質の生豆を厳選

美味しい珈琲は、豆の質にこだわることからはじまる。
これは珈琲に携わり30年の人間が培ってきた経験から言えることです。
だからこそ、ロッシュは世界中から、素材となる豆を厳しく選び抜いております。
鋭い感覚を持つ職人が十分に納得できる最高の品質のものを選しております。

珈琲の名産地は、赤道を中心に南北両回帰線にはさまれた「コーヒーベルト」と呼ばれる地域に集中しています。
なかでも標高1,000m以上の斜面 で栽培されたものが、最も上質とされています。
それは平均気温が約20℃前後と安定していて年間の温度差が少なく、しかも雨季と乾季がはっきりしている地域が、珈琲栽培に最も適しているからです。
今回のブレンドでは、原産地の作柄、収穫量 、品質などを慎重に考慮して

●ブラジル  … 生産量世界一位の最高級品のサントスNO.2#18。
●コロンビア … 南米コロンビアで採れた最高級のスプレモ。
●ペルー   … 高地で栽培されたクセのない上質な品。

という3種類の生豆をセレクトしています。
※ 産地によって等級の表記が異なりますが、いずれも珈琲業界で最高級品にランクされる品質のものです。

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焙煎へのこだわり

コーヒー豆は生豆の状態で輸入され、それぞれ仕入れ側がローストするため、同じ豆でも味の仕上がりは焙煎によって変わります。

ロッシュでは、自家焙煎を行っております。

それには長い間の経験と究極の焙煎技術がなければ、その豆の持っている味・アロマを引き出す事は出来ません。 焙煎職人が常日頃研究を繰り返し、最高の状態でお客様にご提供しております。

ロッシュが使用しております焙煎機は、遠赤外線直火式焙煎機です。
ほうろく(焙烙)を使用し焼き上げる事で、珈琲豆は、カリッと香ばしく、ふっくらとした豆面の美しい豆ができあがります。
ほうろく(焙烙)とは、低温で焼かれた、素焼きの土鍋の一種です。
うす赤茶のあたたかい色調の平たい皿が一般的な形です、茶葉や豆などを炒ったり蒸したりするのに用いられます。

窯

ほうろく

ロッシュでは、遠赤外線効果を狙って、このほうろくを焙煎機の炎と豆が入っているドラムの間に設置し、煎りあげております。

遠赤外線とは・・・
火で魚を焼くと、皮は焦げたのに中身は生焼けということがよくあります。 熱はまず魚の表面を温め、熱伝導によって徐々に深部に伝わります。
このため表面が焦げているのに中身は生という現象が起こるわけです。 ところが電子レンジで魚を焼くと表面と中身がほとんど同時に焼けます。
これは電子レンジがマイクロ波という電磁波を使っているからです。
電磁波は対象物に浸透して内部を加熱する性質があるのです。
マイクロ波とは波長が異なりますが遠赤外線も電磁波です。

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